LUMIX S1が大規模アップデートで6Kカメラへと進化!

4月6日公開のファームウェアでLUMIX S1が大規模アップデート

2021年4月6日。いよいよ公開されたLUMIX S1のファームウェア。今回は強烈な大規模アップデートとなり、LUMIX S1が4Kカメラから6Kカメラへと進化を遂げました。S5発売されてからというものの、フルサイズLUMIXはヒエラルキー崩壊気味で、特にS1の影が薄くなっていました。ここでS1が大幅に進化したことでS5よりも格上となりました。いやぁ〜、本当に売れ良い限りです。そんな今回のファームウェアについて今日は書かせていただきます。

S1を6Kカメラに進化させるための注意点

今回のファームウェアでS1が6K24P、5.9K30P記録が可能なカメラに進化できるわけですが、忘れてはいけない条件があります。それは、アップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU2」を購入し、アクティベートしていることが必須であることです。このアップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU2」はAmazonで2万円程度で購入が可能です。これまで購入したことがない方は、買わなければ6Kカメラに進化はできません。これまですでに買った方は、もちろん、今回購入は不要です。
本来はこのアップグレードソフトウェアキーを買わずに、S1に備わっていればありがたい話なんですがね。S1Hのこともありますし、大人の事情、商売上の都合などなど、あるのでしょう。6Kに進化させるためには、しょうがありません。

6Kへと進化させるために必須ソフトウェアキー「DMW-SFU2」

¥20,000 (Amazon 2021.4.7 現在)

このLUMIX S1 専用アップグレードソフトウェアキーを購入し、アクティベートすることで、S1を大幅に進化させることができます。S1を6Kカメラにさせるために必須なライセンスキーです。

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さてさて早速アップデートします。

LUMIXのサポートページであらかじめアップデート用ファイルをダウンロードしてください。そのが手順に従い実施しましょう。ver.1.7からver.2.0へ大幅に進化しました。いやぁ〜、本当に素晴らしいカメラとなりました。

S1の主なアップデートはこちら

○ 6K(5952×3968) 24p 4:2:0 10bit MOV形式
○ 5.9K(5888×3312) 30p 4:2:0 10bit MOV形式
○ 5.9K 12bit動画RAWデータのHDMI出力
○ 「Dual Native ISO設定」機能に対応

いかがですか、今回のファームウェアの内容と言ったら…やばいですね。6K24pに、5.9K30pですよ。Dual Native ISO設定も可能で、ここまで来れば、S5登場以降LUMIXヒエラルキーは崩壊していましたが、S1はS5よりも格上となりました。

アップデート後のS1の動画記録の形式を確認します

さてさて、実際に6Kや5.9Kが選べるのか確認してみましょう。

やばっ、 6K24p!

自分の目で確かに確認しましたぞ。6K24p。やばいです。このスペック!

やばやばっ、5.9K30P!

そして、5.9K30pも確かに選べます。やばやばです。私はこれからは5.9K30pで記録します。

強力な動画カメラと進化したLUMIX S1とS5

今回大幅な進化を遂げたLUMIX S1。発売の時点であっと驚くスペックで登場したS5。Panasonicのこのカメラ2台の高性能ぶりで興奮気味の私です。これから動画を撮ろうとお考えの方には絶対おすすめできるカメラ2台です。個人的にはS1が一推しです。でかい重いと揶揄されますが、めちゃくちゃ使いやすい。頑丈で堅牢性も素晴らしい。熱で止まることも一度もありません。炎天下の中でも問題なし。最強の動画カメラがこのS1です。しかしながら、地味な存在でほとんど話題に上がらない。もったいないなぁ、こんな良いカメラを知らない世間の方は。みんなSONYやCanonを買ってしまいます。

今メインで使用しているカメラ3台

写真の左からLUMIX S1、真ん中がLUMIX S5、右がSONYのFX3です。私の使い分けとしては、LUMIX S1は5.9K30pでメインカメラとして使用します。取り回しの良い小型軽量な4K60pカメラがS5。この二台は2400万画素でスチルも 全く問題なし。書き出す画は本当に綺麗です。そしてSONYのFX3。4K120P撮影が可能な低画素センサーを備えたカメラ。特筆すべきはSONYの強力なオートフォーカス性能。この三台の特性をいかして、今後撮影に臨みたいと思います。これだけ良いカメラを揃えれば、もうカメラは必要ないかと言いたいと頃ですが…あまりにもS1のコスパが良いので、もう一台S1を買いたくなっている自分がいます。アァ恐ろしや….カメラ沼は簡単に抜け出しそうもありませんね。

今回ご紹介した品


パナソニック アップグレードソフトウェアキー ルミックス S1専用 DMW-SFU2

20,000円 (Amazon 2021.4.7 現在)

LUMIX S1を6Kカメラに進化させる上で必ず必要となるソフトウェアキー。本音としてはこれを買わずにS1をアップデートさせてくれると良いのですが、大人の事情なのか、商売上の都合なのか、買わざるをおえません。2万円でS1が6Kカメラに進化するのであれば、決して高い買い物ではありませんが。まぁしょうがないですね。

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LUMIX S1レンズキット

385,470円 (Amazon 2021.4.7 現在)

私の個人的な意見ですが、現在市場で販売されているカメラで最も優れた動画撮影のためのカメラが、このS1なんじゃないかと思います。でかい重いと揶揄されますが、手にしてみるとその堅牢性と機能性の高さに驚かされます。ボタン類のタッチフィールも上質で高級感を感じます。最強の動画カメラです。そしてスチルも申し分なし。描き出される画の美しさには、いつも驚かされます。

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LUMIX S5 レンズキット

¥286,800 (Amazon 2021.4.7 現在)

今回のS1のファームウェアでS1が6Kカメラに進化したことで、S1の下位モデルとしてS5が存在する位置づけとなりました。しかしながら発売当初のS5は、S1を凌駕し、S1H並の驚愕性能に、あっと驚かされました。フルサイズLUMIXのヒエラルキーを崩壊させてしまったハイスペックカメラS5。この性能でレンズキットモデルが28万円。安すぎでしょう。コスパ最強4K動画カメラがこのS5。小型軽量で取り回しが良く本当に良いカメラです。LUMIXとしては良く売れたカメラだと思いますが、もっと売れてもおかしくない最高のカメラです。

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ソニー Cinema Line カメラ ILME-FX3

¥454,410 (Amazon 2021.4.7 現在)

LUMIX S1をメインカメラとし、サブカメラでS5を使っている私ですが、このSONY FX3を導入しました。4K120P撮影が可能で、 強力なオートフォーカスが武器となるシネマカメラ。ビューファインダーがないにもかかわず、ついつい存在しないファインダーを覗いてしまう私。慣れていないこともあるので、今現在で回答できませんが、LUMIXの方が断然使いやすいです。しかしながら個性といった点ではこのFX3は魅力的。おもしろい1台です。低解像度ながら、スチルでもガンガン使っています。低解像度であることの良さも持っていますね。

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