【おすすめ!】SONYミラーレスEマウント必須レンズはこの2本

【おすすめ!】SONYミラーレスEマウント必須レンズはこの2本

今回は、「【おすすめ!】SONYミラーレスEマウント必須レンズはこの2本」と題してお送りさせていただきます。紹介するレンズは2本とも私が所有して、実際に使用し、とても気に入っているレンズなので、今回はこの2本をレビューさせていただきます。
私のメインカメラは、LマウントのPanasonic LUMIX S1です。サブ機にLUMIX S5、そしてSONYのEマウントシネマラインFX3を使っています。FX3はサブ機として使っており、LマウントのカメラS1とS5がなければ、今回紹介するレンズの他にも、もう2本欲しくはなります。しかしながら最低限この2本は揃えておきたい、超厳選したレンズ選びが今回の投稿です。私がSONY Eマウントで選んだ超厳選した2本を紹介させていただきます。

まずはこの1本でしょう
Gレンズ 24-105mm F4標準ズーム

SONY Eマウント フルサイズミラーレスを使うなら、まず最初の一本でしょう。一本しか持てないとなれば、単焦点と洒落た選択をしたいところですが、万能レンズを持っていた方が絶対良いですね。焦点距離24-105mmあれば、広角から中望遠までカバーできます。だいたいのシーンはこれで撮れるでしょう。フルサイズセンサーですから、それなりに背景ボケのある写真も撮ることができます。予算が限られているなら標準ズーム買って後悔はないでしょう。実際に私も後悔は微塵もありません。

2本目は強烈な単焦点レンズ
Gマスター単焦点レンズ50mm F1.2

これは強烈なインパクトのあるレンズ。これが2本目!?って、ちょっと刺激が強すぎるかもしれません。私が選んだ2本目はGマスター単焦点レンズ50mm F1.2です。誤字ではありませんよF1.2は。F2.8でもF1.8でもF1.4でもありません。このF1.2という強烈に低いF値のレンズ。ボケすぎて困りますが、どんな日常を撮っても非日常な写真が撮れてしまう暴力的なレンズ。
私はスチルよりも動画をメインに撮っているので、焦点距離が50mmだとちょっと狭苦感じることもありますが、スナップ写真では、この50mmが一番撮りやすいですね。本当に暴力的なボケ味は、一度体験してしまうと病みつきになります。
通常24-105mm F4をカメラに付けて、ここぞと言う時にこの50mm F1.2を投入。開放全開で撮るとボケすぎて、被写体によっては、被写界深度が浅すぎて、何を撮っているのかわからないリスクもありますが、日常を非日常に変えてしまう面白さは、気持ち良すぎです。

2本目のレンズを比較

標準ズーム Gレンズ 24-105mmF4とGM 単焦点レンズ50mm F1.2、2本並べてみました。若干24-105mmが長いのですが、ほぼ同じと言える長さですね。重さは少しGM50mmが重いですが、私が手にした感覚は似たり寄ったりです。100gの差があり、どんな大雑把な感覚だとつっこみがありそうですが…フードを外しても、フードを取り付けても似たような長さでサイズ感です。

〈 標準ズーム G 24-105mm F4 〉

開放F値:F4
最短撮影距離:38cm
最大撮影倍率:0.31倍
フィルター径:77mm
最大径:83.4mm
長 さ:113.3mm
重 量:663g

〈 単焦点レンズ GM 50mm F2 〉

開放F値:F1.2
最短撮影距離:40cm
最大撮影倍率:0.17 倍
フィルター径:72mm
最大径:87mm
長 さ:108mm
重 量:778 g

〈 フードを外した状態 〉
左:G 24-105mmF4/右:GM 50mm F1.2

〈 フードをつけた状態 〉
左:G 24-105mmF4/右:GM 50mm F1.2

2本目のレンズを比較してみましょう。その2

標準ズーム Gレンズ 24-105mmF4とGM 単焦点レンズ50mm F1.2、2本を撮り比べてみましょう。さきほど、簡単ではありますがレンズの仕様を書いていますので、おわかりかもしれませんが、あらためて実際に使ってみましょう。



最短撮影距離

実際に標準ズーム Gレンズ 24-105mmF4とGM 単焦点レンズ50mm F1.2、2本を使って撮影してみましたが、共にセンサーから40cmくらいでした。フード先端から被写体までの距離が23か24cmくらい。24-105mmF4も50mmF1.2もフード取り付け時レンズの長さも似たようなものなので、最短撮影距離も似たような感じでした。

ボケ味、被写界深度の比較

さて続いてGM 単焦点レンズ50mm F1.2のボケ味がどの程度なものか、24-105mmF4とも比較してみましょう。24-105mmF4は、焦点距離をちょうど50mmにして撮影しました。ISOは100に設定。
お詫び:撮影した写真が暗かったので撮影後に明るく補正しました。すみません…きちんと比較するって難しい…

こちらが標準ズームレンズ 24-105mmF4です。
焦点距離 50mm F4で撮影しました。F4でも十分なボケ味が得られることがわかりますね。ボケた範囲も何が写っているか判断できます。ちょうどよいボケな感じですね。

こちらが単焦点レンズ 50mmF1.2
焦点距離50mm F1.2で撮影しました。机上での撮影だと被写体が小さいため、フォーカス合わせがシビア。背景の強烈なボケ!暴力的です。もはやボケ他範囲に何が写っているのかわからないくらいにボケます。恐るべし50mmF1.2単焦点レンズの実力!


焦点距離の比較

さて続いてGM 単焦点レンズ50mm F1.2の焦点距離、もちろん50mm。ズームレンズではないので変えることはもちろんできません。その点、24-105mmF4はズームレンズなので焦点距離が変えれて便利ですね。焦点距離でどの程度撮影範囲が変わるのかみていきましょう。
さきほどと同じく、お詫び:撮影した写真が暗かったので撮影後に明るく補正しました。すみません…きちんと比較するって難しいです…今後、訓練します。

24-105mmF4標準ズーム、焦点距離24mm F4で撮影。

24-105mmF4標準ズーム、焦点距離35mm F4で撮影。

24-105mmF4標準ズーム、焦点距離50mm F4で撮影。

24-105mmF4標準ズーム、焦点距離68mm
(70mmではなく68mmって、中途半端な焦点距離になって、すみません)F4で撮影。

24-105mmF4標準ズーム、焦点距離105mm F4で撮影。


24-105mmF4標準ズーム、焦点距離24mm F4で撮影。

24-105mmF4標準ズーム、焦点距離35mm F4で撮影。

24-105mmF4標準ズーム、焦点距離50mm F4で撮影。

24-105mmF4標準ズーム、焦点距離69mm
(またしても中途半端になって、すみません)F4で撮影。

24-105mmF4標準ズーム、焦点距離105mm F4で撮影。

上の写真は、24-105mmf4標準ズームで撮影したものです。標準ズームだと、これだけの焦点距離の撮影をカバーできます。これはメリット大きいですよね。50mm単焦点だともちろんのことですが、焦点距離50mmでしか撮れません。カメラの位置がかわらなくても、24mmの写りから、105mmにしてかなり寄ったり、便利に撮れますね。これだから標準ズームは手放せません。単焦点レンズだと自分が動いて、画角を探さなければなりません。


焦点距離50mmでの2本のレンズの写りの違い

24-105mmF4標準ズーム
焦点距離50mm F4で撮影。

GM 50mmF1.2単焦点レンズ
焦点距離50mm F1.2で撮影。


G 24-105mmF4標準ズーム、焦点距離50mm F4で撮影。

GM 50mmF1.2単焦点レンズ、焦点距離50mm F1.2で撮影。


ボケ味の違いを比較してみました。左が、24-105mmF4標準ズームで焦点距離50mm F4で撮影しました。右がGM 50mmF1.2単焦点レンズです。焦点距離50mm F1.2で撮影したものです。やはりF4とF1.2ではかなりボケ味に違いがありますね。F1.2は強烈なボケが味わえます。まさに日常を非日常に切り取れる異次元のレンズです。

外観の違い

大きなズーム機構がある/なしです。他にもいろいろと違うんですが、オレンジ色の「G」マークのGマスターの証。一見してGレンズと区別できるポイントの一つ。所有欲を満たしてくれるポイントですね。もちろん、エンプレムの違いだけではなく、GMレンズは質感も高品位です。見た目も、写し出す描写も素晴らしいの一言。



まとめ

いかがだったでしょうか?簡単ではありますが24-105mmF4 GレンズとGM単焦点レンズ50mmF1.2、私が所有する2本のレンズを紹介させていただきました。GM単焦点レンズ50mmF1.2はやはり強烈で暴力的なボケ味。これはどうもがいてもF4レンズでは真似できません。もちろん、F2.8もF1.8もF1.4も敵いません。
また24-105mmF4標準ズームレンズは、幅広い焦点距離をカバーできること。これも単焦点レンズでは絶対に真似できません。だからこそ、この2本を所有していれば、お互いの長所をいかして、メリハリのある撮影を撮ることができ満足しています。動画撮影でも、この2本で撮影することによって、メリハリのある画造りができて非常に満足した撮影ができていますよ。
Eマウントレンズのご購入を検討されている方は、参考にしてくださいね。きちんとしたレンズ比較になっておらず申し訳ありませんでした。レビューや比較のスキルをあげていきたいと思います。まだまだです。がんばります。
それでは良きカメラライフをお楽しみください。さようなら〜☆

今回ご紹介したEマウントレンズ


SONY 標準ズームレンズ FE 24-105mm F4 G

¥144,000 (Amazon 2021.11.8 現在)

広角24mmから中望遠105mmまでをカバーし、レンズ1本でスナップから人物、風景など多彩な撮影に対応した便利ズームレンズ。ハーフマクロには及びませんが、最短撮影距離0.38m、最大撮影倍率0.31倍の近接撮影ができます。テーブルフォトにも最適な一本。オートフォーカスは、インナーフォーカス方式を採用しているのでフォーカシングによる全長変化もなく、迅速で快適なAFが可能です。動画撮影にも不満はありません。フルサイズセンサーのカメラであれば、F4あれば十分なボケ味を味わえます。最初の1本目はやはりこのレンズで決まりでしょう。

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ソニー 単焦点レンズ SEL50F12 GMレンズ

¥275,380 (Amazon 2021.11.8 現在)

超大口径標準単焦点レンズ50mm F1.2のGマスターレンズ。F1.2でありながら、超小型・軽量でさすがはSONYのレンズですね。まさに息をのむほど美しいぼけ味。このレンズでしか撮れない描写が存分に味わえます。AF性能も高いので動画も撮れます。機会があれば、フォーカスブリージングのテストを行いたいと思っています。おそらくフォーカスブリージングはでるのではないかなぁと思います。しかしながら、この暴力的なボケ味は中毒になります。かなり高額な部類のレンズになりますが、それだけの価値はあると思いますよ。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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