建築がもっと面白くなるオススメ本【20選】

建築がもっと面白くなるオススメ本【20選】

私はLUMIX GH5やS1などカメラばかり紹介していますが、実はカメラ以外にも好きなことがあるのです。それは建築です。おもに住宅や小さな家や小屋などの建築がとても好きで、建築家が書いた本を愛読しています。今回は「建築がもっと面白くなるオススメ本【20選】」と題して私が面白かった建築に関するおすすめの本を紹介させていただきます。巨匠建築家ル・コルビュジェ、カーン、アアルト、安藤忠雄、藤森照信をはじめ坂口恭平に名もなき小屋から古典文学まで。かなり幅広いジャンルにまたがりセレクトしました。建築を学んでいる学生さんや建築家のプロのみなさんにもぜひ読んでほしい本ばかりです。プロの建築家ではない私だからこそのセレクトだと思っています。もしまだ読んでいない本、今日のある本があればどうぞチェックしてください。建築って本当に面白い!

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建築とは何か
藤森照信の言葉

友人でも知人でもまったくない藤森さんを勝手に「フジモっちゃん」の相性で呼ばせてもらっています。建築史家であり建築家のフジモっちゃんの建築家、建築評論家ら15人と建築問答を繰り広げながら「建築とは何か」を考える一冊。建築に関心のある方、これから建築を学びたい方におすすめの建築入門書。フジモっちゃんの読みやすい文体はでとても面白い良書です。絶対オススメの一冊。まだ読んでいない方はぜひお読みください。

著 者 藤森 照信
出版社 エクスナレッジ
単行本 270ページ
発刊日 2011/1/28
価格 Amazon 2019.6.12 現在 ¥1,944

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安藤忠雄 住宅
安藤忠雄

日本が誇る巨匠 安藤忠雄の「住宅」。ハードカバー版がペーパーバックに変わり新価格版として登場。個人的には私の持っているハードカバー版の表紙が好きです。安藤忠雄の住宅と言えば「住吉の長屋」でしょう。「住吉の長屋」をはじめ「都市ゲリラ」、海外での仕事など。自らの「住宅」に対する感覚と、思考の軌跡を率直に語る一冊。二川幸夫との対談から、クライアントからの手紙まで。U2ボノの家は完成したのか!?その後が気になって仕方がない。

著 者 安藤 忠雄
出版社 エーディーエー・エディタ・トーキョー
単行本 288ページ
発刊日 2017/9/27
価格 Amazon 2019.6.12 現在 ¥1,728

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住宅巡礼
中村好文

カメラとスケッチブックを片手に世界各地を訪れた建築家 中村好文が旅先で見つけた発見を描き綴ったフィールドノートとも言える一冊。フジモっちゃん(藤森照信)と同じくとても文才な方で読みやすく絵もお上手です。中村好文氏と共に世界中を旅をしているように没入できる名著。ル・コルビュジエ「小さな家」「休暇小屋」、アルバ・アアルト「コエタロ」、フランク・ロイド・ライト「落水荘」、ルイス・カーン「エシェリックハウス」など超有名な名作建築を訪れます。面白いですよ〜。

著 者 中村好文
出版社 新潮社
単行本 159ページ
発刊日 2000/2/1
価格 Amazon 2019.6.12 現在 ¥3,024

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住宅巡礼・ふたたび
中村好文

当初「続・住宅巡礼」で発売されていましたが、吉村順三「森の中の家」の写真著作権問題で長らく訳あり廃刊となってしまった本。問題となっていた吉村順三をフィリップジョンソンの「ガラスの家」に差し替え「住宅巡礼・ふたたび」と微妙にタイトルが変わり中身も変わって再販。安藤忠雄の「住吉の長屋」、チャールズ&レイ・イームズ「イームズ夫妻の家」、チャールズ・ムーア「シーランチ」などこちらも前作同様に名作建築が多数登場します!ゴタゴタあったみたいですがオモロイです。

著 者 著者名
出版社 筑摩書房
単行本 191ページ
発刊日 2010/12/24
価格 Amazon 2019.6.12 現在 ¥3,024

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TOKYO 0円ハウス 0円生活
坂口 恭平

堤幸彦監督の映画『MY LIFE』原作ともなった坂口恭平渾身のデビュー作。住まいは東京23区内、総工費0円、生活費0円。釘も電気も全てタダ。隅田川でブルーシートの外観の家に住む都市で生きる達人とも言える鈴木さんから学ぶ理想の家と生活とは何か。住宅や建築の価値観やルールをここで一度崩壊させゼロから考えるきっかけとなる一冊。建築家の方は読まない方が良いかもしれません。読後に建築に対する価値観や考え方が変わります。ちょっと衝撃が走るかも。坂口恭平って人は面白すぎる!大ファンです。

著 者 坂口恭平
出版社 河出書房新社
文庫本 299ページ
発刊日 2011/5/7
価格 Amazon 2019.6.11 現在 ¥821

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モバイルハウス 三万円で家をつくる
坂口 恭平

「TOKYO 0円ハウス 0円生活」に続き、またまた坂口恭平!路上生活者から啓示を受けホームセンターで予算三万円の材料で移動できる家「モバイルハウス」を作り上げる。土地とは何か、家とは何か、住むとはどういう営みなのか…二畳間大のモバイルハウスで考えさせられる痛快なドキュメンタリーな一冊。私は新築一戸建ての家に住宅ローンを組んで住んでいるわけですが、この生き方や暮らし方には憧れます。とにかく面白いですよ坂口恭平って男は!最高です!絶対読んでいただきたい一冊。
【DVD】坂口恭平/モバイルハウスの作り方 も面白かったですよ。

著 者 坂口 恭平
出版社 集英社
新書 192ページ
発刊日 2013/8/21
価格 Amazon 2019.6.12 現在 ¥756

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Cabin Porn 小屋に暮らす、自然と生きる
ザック・クライン

私のマイブームとも言える「小屋」。世界的にもジワジワ人気と注目を集めています。BS日テレで放送されていた「タイニーハウス~大きなアメリカの極端に小さな家~」も楽しみに観ていましたが2019年3月2日を最後に放送が途絶えてしまいとても残念。また放送してくれないかと期待しています。この番組は、司会のジョン・ウェイスバースと家づくりの専門家ザック・ジフィンが全米を旅して、小さな家を建てたい家族の生活スタイルに合わせたカスタム仕様の家を完成させる番組なのですが、そのザックとザック・クラインは別人です。てっきり同じ人かと思ってしましました。どうでも良い話で長々と書き綴ってしまいましたが、この本は、会員数1,000万以上の小屋愛好家サイトから10人の建築秘話と世界の選りすぐり200軒を写真で紹介する一冊。巨匠とは異なり名もなき建築家の立てた小屋も実に楽しい。

著 者 ザック・クライン
出版社 グラフィック社
単行本 336ページ
発刊日 2017/8/8
価格 Amazon 2019.6.12 現在 ¥3,132

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小さな家―1923
ル・コルビュジェ

ル・コルビュジエが若かりし頃、両親のために作った「小さな家」について綴られた一冊。豊富な写真やデッサン画でなどで「小さな家」について詳しく説明されています。両親への愛情と60㎡の小さな家だこらこそアイディアとプランが詰め込まれています。情報や物が氾濫する現代だからこそ、必要最低限な狭小住宅で暮らす生き方は、何か大事なことを私たちに気がつかせてくれます。巨匠ル・コルビュジェの原点を垣間見ることができます。

著 者 ル・コルビュジェ
出版社 出版社名
単行本 85ページ
発刊日 1980/1/1
価格 Amazon 2019.6.12 現在 ¥1,620

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建築家、走る
隈 研吾

2020年東京オリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場では、当初のコンペではザハ・ハディドのデザインがいったんは採用されたものの巨額の建築費のためお蔵入り。仕切り直しのコンペで見事勝ち抜いた建築家がこの隈研吾でした。一時期は随分ニュースでも取り上げられたので建築好きではない方も隈研吾の名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。まさに飛び鳥を落とす勢いの世界中から依頼が殺到する建築家 隈研吾の紆余曲折、日本中、世界中を飛び回り奔走してきた隈研吾の自伝的に語り尽くした書。

著 者 隈 研吾
出版社 新潮社
文庫本 256ページ
発刊日 2015/8/28
価格 Amazon 2019.6.12 現在 ¥529

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紙の建築 行動する
建築家は社会のために何ができるか

阪神淡路大震災以降、世界中の被災者や難民のために、世界中のどこでも手に入る紙を構造材として使う発想を実用化したプロセスや実績など書き綴られたドキュメント。2014年にはプリツカー賞受賞した世界中の被災地で避難民を支援してきた建築家 坂茂の建築家の思いと行動が書き綴られた一冊。文庫版でありながらカラー写真多数収録し見事耐えあります。その分、文庫本だけどけっこうお値段も張ります…

著 者 坂 茂
出版社 岩波書店
文庫本 240ページ
発刊日 2016/6/17
価格 Amazon 2019.6.12 現在 ¥1,469

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美術館をめぐる対話
西沢 立衛

2010年プリツカー賞をSANAA(妹島和世とのユニット)で受賞した建築家 西沢立衛の対談集。西沢立衛といえば、美術館は従来の箱もの行政の産物から「開かれた」存在へと変化を遂げつげるコンセプトを掲げ、妹島和世とのユニットANAAによって建てられた金沢21世紀美術館、ルーヴル美術館ランス別館などてがける有名な建築家。青木淳、平野啓一郎、南條史生、オラファー・エリアソン、妹島和世と対談を収録。美術館設計で建築家に求められるもの、都市の歴史から見た美術館、アートと建築の相互関係などを考える一冊。建築ファンのみならず、アートファンも楽しめる一冊です。

著 者 西沢 立衛
出版社 集英社
新書 224ページ
発刊日 2010/10/15
価格 Amazon 2019.6.11 現在 ¥756

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恋する建築
中村拓志

従来の建築のイメージを一新する新進気鋭の若手の建築家 中村拓志の著書。若手といいつつも今では中堅とも言える中村拓志は、私も大好きな建築家の一人です。この本に加え2012年に発刊された「中村拓志|微視的設計論 (現代建築家コンセプト・シリーズ)」も合わせて読んでいただきた。彼の持つ、建築の価値、身の回りから生まれる豊かな関係に発見する方法、思想がわかる書です。

著 者 著者名
出版社 アスキー
単行本 216ページ
発刊日 2007/12/3
価格 Amazon 2019.6.12 現在 中古本

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藤本壮介読本
藤本壮介

ADAエディタトーキョーの人気の読本シリーズ「藤本壮介読本」。建築家 藤本壮介は、1971年北海道に生まれ、1994年東京大学工学部建築学科卒業。その後2000年に藤本壮介建築設計事務所を設立しました。2008年住宅「HOUSE-N」のコセンプトとデザインが高く評価され世界中から注目され、現在では日本を代表する建築家の一人と言えます。空間、環境、多様性など彼の建築に対する思想はとても興味深い。これまでにはない新しい建築の概念を垣間見れます。

著 者 藤本壮介
出版社 ADAエディタトーキョー
単行本 320ページ
発刊日 2011/8/26
価格 Amazon 2019.6.11 現在 中古

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アルヴァ・アアルト アアルト邸とアトリエ
ヘルシンキ 1936,1955

北欧を代表する近代建築に大きな足跡を遺した建築家アルヴァ・アアルトの自邸について書かれた一冊。豊富な図面、スケッチ、写真からもアアルトの根源的な思索が伺える一冊。ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエ、ルイス・カーンといった近代建築の巨匠とはまた異なったアアルトが持つ美的価値観、合理性などを知ることができる書です。アアルトと言えば建築だけではなく、アルテックから出ている家具や照明なども有名。アアルトの合理的な思想がよくわかるスツール60は私がもっとも好きなイスです。
私も愛用のアルヴァ・アアルトのスツール60の記事はこちら

著 者 著者名
出版社 バナナブックス
単行本 63ページ
単行本 63ページ
発刊日 2012/7/5
価格 Amazon 2019.6.12 現在 ¥1,836

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藤森照信読本
藤森照信

エーディーエーエディタトーキョーの人気の読本シリーズ「藤森照信読本」。少々失礼な言い方ですが、どこからどう観ても普通のおじさんなフジモッちゃん(藤森照信)ですが、作り出す建築はまさにスタジオジブリのようなファンタジーな世界観。通常、有名になるにつれ大きな建築物などの案件を手がけるようになるのが建築家だと思いますが、彼は茶室やプライベートな小さな案件が多い。建築史家にして建築家 藤森照信の大地から生まれた素朴な姿の建築を豊富な写真でうかがい知ることができます。フジモッちゃん(藤森照信)最高〜!大好きな建築家です。

著 者 藤森照信ほか
出版社 エーディーエーエディタトーキョー
単行本 294ページ
発刊日 2010/9/1
価格 Amazon 2019.6.12 現在 ¥2,808

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小さな森の家―軽井沢山荘物語
吉村 順三

中村好文の「続・住宅巡礼」ではもめてしまい掲載を外すことになりましたが、こちらの書で豊富な写真をご覧いただけます。吉村順三ファンはご安心を。日本を代表する建築家 吉村順三の名作中の名作とも言える「軽井沢の山荘」。吉村順三自ら山荘を案内し心地よい空間をつくリ出す手法をていねいに解説した一冊。吉村順三が最初に描いた山荘の図面原図も収録された小さな山荘のすべてがわかる一冊です。

著 者 中村好文
出版社 建築資料研究社
単行本 111ページ
発刊日 1996/4/1
価格 Amazon 2019.6.15 現在 ¥2,516

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Louis I.Kahn Houses―ルイス・カーンの全住宅
1940‐1974

フランク・ロイド・ライト、ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエら近代建築の巨匠の時代が終わったあと独自の建築を作りえた「遅れてきた巨匠」ルイス・カーンの住宅作品を集めた一冊。カーンの代表作と言えばキンベル美術館、ソーク研究所など比較的大型建築を思い浮かべますが、カーンの作る住宅は魅力的なものばかり。1940年の個人住宅の処女作から30年以上にわたる最晩年の全住宅を紹介した貴重な一冊。

著 者 斎藤 裕
出版社 TOTO出版
ハードカバー 144ページ
発刊日 2003/10/20
価格 Amazon 2019.6.12 現在 ¥5,075

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フランク・ロイド・ライト
最新建築ガイド

一般に公開されているフランク・ロイド・ライトの74の作品を紹介したライト入門書としても最適の一冊。見学ツアーの有無やアクセス情報やMAPも掲載されライトめぐりの旅にも必携の書。なかなか旅するには難しいですが、この本を眺めるだけでも旅気分です。

著 者 フランク・ロイド・ライト建築物保存協会+ ジョエル・ホグランド
出版社 エクスナレッジ
ソフトカバー 168ページ
発刊日 2018/4/7
価格 Amazon 2019.6.12 現在 ¥1,944

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陰翳礼讃
谷崎 潤一郎

あれっ!?建築の本ではなく谷崎 潤一郎の文学ですか、なんて思われる方もいるかもしれませんが、この「陰翳礼讃」は、建築やアート、デザインに携わるもの、そして全ての日本時は必ず読んでおきたい一冊です。日本の美学の底には「暗がり」と「翳り」がある。日本人の持つ美意識を再発見できます。

著 者 谷崎 潤一郎
出版社 中央公論新社
文庫本 マスマーケット 213ページ
発刊日 1995/9/18
価格 Amazon 2019.6.12 現在 ¥514

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方丈記
鴨 長明

冒頭「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」で書き綴らるこの方丈記は、枕草子・徒然草とともに日本三大随筆に数えられ、約800年前の1212年頃に書かれたと言われています。火災や竜巻などで崩壊していく都の建造物を目の当たりにして、狭小住宅や移動可能な住宅コンセプトに行きつく。あれっ、どこかかで聞いたような話。そう坂口恭平のモバイルハウスです。800年前もの前にこのコンセプトが生まれ実行されていたと思うと驚きです。内容は古い話に思えない。現代に十分通じる話でビックリします。鴨長明最高〜!と軽いノリですみません。現代語訳つきで古文の苦手な私も読みやすかったです。

著 者 (著)鴨 長明・ (翻訳)簗瀬 一雄
出版社 角川学芸出版
文庫本 243ページ
発刊日 2010/11/25
価格 Amazon 2019.6.12 現在 ¥821

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